ガレットとは?
フランスの北の地方発祥の、そば粉のクレープの事。
そば粉、水、塩を溶いた生地を寝かせ、薄く伸ばして焼いたもの、クレープの原型で、フランス、ブルターニュ地方(パリの北西)で生まれました。
ナゼそば粉か
雨が多く、土地に小麦が育たないブルターニュ地方では、、、、
今から1000年ほど昔、十字軍の遠征のとき、蕎麦の実もこの地に持ち込まれて、栽培がはじめらたそう。
痩せた、この土地の土壌でも、育つ蕎麦は、農民や労働階級の人々の食料になり、いつしか鉄板の上で、丸く薄く伸ばし焼かれるようになったといいます。
ガレット色々
フランス語でガレットは、バタークッキーのような、平たく、薄く、サクッとした
「焼き菓子」のこともでもあります。
又、ジャガイモをすり下ろしたり、スライスして、お好み焼きのように焼いたものも、ポテトパンケーキもガレットと呼ばれています
その他に、、、
1月の年の始に食べる「ガレット・デ・ロワ」もありますね。
これは、アーモンドクリームの入ったパイ菓子で、フェーブと云われる当たり入りの人形入りケーキを、を食べた人が、その席の一番偉い、王様になれるという遊びが楽しく、最近日本でも広まっています。
そば粉のガレットの中身は?
日本では一般的にクレープといえばデザートのイメージが強いです。
が、フランスの具材は多彩です。
その中でも人気なのは、
溶けるタイプのチーズにハムに、目玉焼きを入れた物。
豪華版では、サーモンや、
帆立貝にポロネギ、の魚介類もあります。
甘くても、少し癖のある塩味系など、どんな物でも、美味しいですが、パリッとしたクレープの中身には、トロッとしたトロミのあるものや、ソース系が美味しいです。
ガレットにあう飲み物は?
定番はシードル。
リンゴの炭酸のアルコール度数が少ない飲み物です。
ガレット生まれた地方はりんごの産地でもあるためですが、確かにガレットにはピッタリの飲み物です。